オンライン
出典
出典は以下の Web サイトです。イベントの詳細については下記のサイトをご確認ください。
https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/junior/25saj/
概要
生成AIは様々な作業ができる技術で社会に大きな影響を与えつつあります。この講座では、ChatGPTやGeminiなどの生成AIがどのような仕組みで動いているのか、社会にどんな影響を与えているのかを学びます。また、生成AIの可能性と限界を理解し、情報リテラシーを身につけながら、責任を持って活用する方法を習得します。将来の進路や職業選択にも関わる重要な技術として、批判的思考力を養いながら生成AIと向き合っていきましょう。
基本情報
日時: 2025年8月10日(日)11:00~12:00
場所: オンライン
費用: 無料
申込フォーム: https://77bd2461.form.kintoneapp.com/public/25saj
講師
吉田 塁
東京大学 大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授、LLM寄付講座 特任准教授
専門は教育工学(ファカルティ・ディベロップメント、生成AI、アクティブラーニング、オンライン学習)。主な著書・訳書に「学習評価ハンドブック: アクティブラーニングを促す50の技法」「博士になったらどう生きる?」などがある。これまでにアクティブラーニング、授業設計や評価に関する研修・講演を数多く行い、高い評価を受けてきた。また、令和6年度 文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」の委員として、初等中等教育段階の生成AIの利活用に関するガイドラインの改訂にも携わった。
スケジュール・内容
1時間で、以下のような内容を扱う予定です。
・生成AIの仕組みと社会への影響
まず、生成AIがどのような技術なのかを理解します。実際に操作する様子を見ながら、生成AIができること、その能力の高さを知ってもらいます。さらに、生成AIが教育や仕事などにどのような変化をもたらしているかを具体例とともに紹介します。
・生成AIの限界と注意すべき課題
生成AIは便利な技術ですが、完璧ではありません。時として不正確な情報を生成したり、既存の作品に似たものを作り出すことで著作権の問題が生じたりします。また、学習データに含まれる偏見や差別的な内容が反映される可能性もあります。そのような生成AIの限界と注意点を紹介します。
・効果的な活用方法と未来への準備
生成AIを学習や創作に活用する際の適切な方法を学びます。効果的な指示出しの方法や、生成された内容をどのように検証し、自分の考えと組み合わせるかについて学びます。将来、AI技術がさらに発展した社会で活躍するために必要な能力についても考察し、中学生として今から準備できることを話し合います。
・まとめと質疑応答
講座の内容をまとめた上で、みなさんからの質問に対して講師が回答します。