本記事は、2024年11月29日に行われたオンラインイベント「生成AIの最新情報の提供と教育活用に関するお悩み相談会」にて紹介された最新情報をもとに、生成AIを活用して記事を作成しています。 オンラインイベントの詳細: https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/2024-11-29-event-report/
ChatGPT Search (2024年10月31日)
ユーザーの質問に応じて自動的にウェブ検索を実行する機能がChatGPTに追加されました。現在、ChatGPT Plus、Teamユーザー、およびSearchGPTウェイトリスト登録者が利用可能で、今後数ヶ月以内に無料ユーザーにも提供される予定です。ウェブ検索の結果を踏まえた回答を生成するため、より正確で信頼性の高い情報が得られるようになりました。
出典: https://openai.com/index/introducing-chatgpt-search/
Google Grounding (2024年10月31日)
Googleも、検索結果をもとにした回答を生成する「Grounding」という機能をサービス開発者向けに公開しました。これにより、開発者は自身のアプリケーションにこの機能を組み込み、より高度な検索体験を提供できるようになります。
出典
- https://cloud.google.com/vertex-ai/generative-ai/docs/grounding/overview?hl=ja
- https://aistudio.google.com/
OpenAI ブラウザ開発 (2024年11月21日)
OpenAIは、ChatGPTと統合されたウェブブラウザの開発を初期段階で検討していることが報じられました。「ナチュラル・ランゲージ・ウェブ(NLWeb)」と呼ばれ、自然言語でのウェブ操作を目指しています。Googleが市場の大部分を占めるブラウザ・検索エンジン市場に、OpenAIがどう食い込んでくるか注目されます。
出典
- https://www.theinformation.com/articles/openai-considers-taking-on-google-with-browser
- https://news.yahoo.co.jp/articles/19f32ea8fbdabab3f1e67f2f3f830d27acb1fd50
初等中等段階のガイドライン案公開 (2024年11月26日)
文部科学省は、初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドラインの素案を公開しました。「生成AIについて」「基本的な考え方」「学校現場において留意すべきポイント」「参考資料」で構成され、教職員、児童生徒、教育委員会などが留意すべき点がまとめられています。可読性の向上や活用促進のための記述の充実など、多くの意見が寄せられており、今後の改訂が期待されます。
出典: https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/193/siryo/mext_01949.html
吉田のまとめ
Webの情報をベースにして回答する機能を持つサービスが増えてきました。実際に使ってみた感想としては、そのクオリティには改善の余地はあるように思います。キーワード検索の次にくるのは文章検索かもしれません。音声認識と合わされば検索体験は大幅に変わる可能性大です。初等中等教育段階における生成AI利活用のガイドライン案が公開されましたが、改善の余地は大きいように思えます。